2009年2月3日火曜日

はなちゃんとお別れ

今日、はなちゃんのこの世の体とお別れしてきました。
家族みんなで見送りました。
もちろん、ももちゃんも一緒です。
葬儀は戸塚区ののどかな一角にあるポチたま霊園さんにお世話になりました。


お見送りのときのはなちゃん、たくさんのお花に囲まれ、本当に眠っているようなのです。
口元には、おととしのクリスマスにペットケアステーションさんからいただいたボール(キュウキュウ鳴るので大のお気に入りでした!)と、いつも出張講座をご依頼くださる杉並のAさまからいただいたクッキー。
手には、遠くから講座に通ってくださったおり~ぶさんにいただいたお守りに、わたしがはなちゃんに宛てて書いた手紙(初めて書きました)を持たせ、はなちゃんの協力でレシピを完成させたマイルドグリーンソープを置きました。
おふとんの下には、川崎のKさんに特注で作っていただいた、ももとお揃いのお洋服をかけてあげています。
足元には、エヘヘ、ダンナの古い靴下。
いつもダンナが帰ってくると、ももと先を争って靴下を奪っていました。
首輪は付けたままにしていただきました、名前とうちの電話番号が書いてあるから。。。
そして、やはり制作にあたりたくさん協力してもらった『愛犬の心と体を元気にする手作りアロマせっけん』。

いち早くお悔やみのメールをくださったソーパー仲間の野乃屋さん、お忙しい中お花を持って駆けつけてくださった保土ヶ谷区内のOさん・・・・・・みなさん本当にありがとう。
たくさんの心のこもった品物と、はなちゃんをかわいがってくださったみなさんの思い出とともに、無事旅立つことができました。


ポチたま霊園はペットだけの霊園、屋外にはお墓や供養塔もあり、ひなたぼっこする猫ちゃんも多数。
霊園なのにしめっぽくて重い「気」はまったくなく、カラリとした明るい空気で満ちています。
動物って人間と違って、よっぽどのことがない限りこの世に恨みや執着を残さないで逝くからなんだろうなー。
ここに眠るペットたちが、家族に愛されてきた子たちばかりだからかもしれませんね。
まだ2月にもかかわらず、暖かく穏やかなお天気に恵まれ、これもはなちゃんのおかげかななんて思いつつ天に昇っていく煙を眺めながら、わたしたちの気持ちも今日のお天気と同じ、のどかであったかい思いに満たされていました。

ももは、はなの死をなかなか受け入れられないでいるようでした。
はなが逝く前にものすごく吠えて、きっと「死んじゃダメーっ!」って叫んでいたんだと思います。
この2日間はふさぎこむように体を丸めて寝ていることが多く、ときどきはなの亡骸をじーっと見つめたり、「起きてよ・・・」と言うようにおしりのニオイをかいだりします。
今朝は、棺の中にかけられているフトンをめくろうとしていました。
ところが今日のももは何かに癒されていたみたいで、終始ニコニコとして落ち着いている様子。
何かがももの心に働きかけたのでしょう。
霊園のご主人やスタッフのおにいさん・おねえさんにもたくさんかわいがっていただきました。
ここのスタッフさんは、みなさん動物が大好きでしょうがないっていうかんじ♪

お薬を飲み続けていたはなちゃんが灰になるのには、1時間半以上かかりました。
お骨上げのとき、はなちゃんの骨をしげしげ見ていると、ドッグアロマセラピストの好奇心がむくむくと復活し、「この骨は?あの骨は?」とあれこれ質問してしまいました。
犬って頭のてっぺんに小さな突起があるでしょ。
ツボでいう後頂(GV19)ですか、はなちゃんはこれがとても大きく頑丈で、以前これがアゴに命中し、頭の中が真っ白になって目から火が出てことがありました。
やっぱりウルトラマンばりの突起がありましたよ。
第一頸椎も幅広でなかなか立派でした。
ここの下には生命維持に関わる延髄があります。
生前のはなちゃんは生命力あったもんねー、きっと延髄も立派だったんだろうな・・・。
骨に付着した赤い色は血液、病気だったからあちこちに血液の跡が出ていましたが、遺体の硬直が少ないので苦しい死ではなかったとのこと。

お骨を受け取り、帰りは湘南方面に出て、鎌倉、逗子とドライブしました。
海もおだやか。
こんなやさしい気持ちで、ゆったりとした時間を家族とともに過ごしたのは久しぶりです。
この気持を忘れないでおこう。
これからはみなさまのワンちゃんのために、もっともっとやさしいせっけんを作りますね!

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